医学部保健学科看護学専攻は、社会の多様なニーズに対応できる高度な看護実践能力と国際的視野を持った看護師を育成することを目的として2003年10月に医学部保健学科内に設置され、多くの人材を輩出してきました。

看護学は、さまざまな環境のもとで生活している人々が、その健康状態において生命力を高め、持てる力を十分に発揮できるための援助について、科学的に探求する学問です。本学は北海道で総合大学に設置された唯一の看護学教育機関であり、他の多彩な学問の専門家と協働して看護を学ぶことや課外活動を通じての交流も出ます。看護学専攻では、これまで培ってきた看護学教育の長い伝統を強みとして、将来研究者あるいは教育者、医療におけるリーダーとして看護学を探求する人材の育成を目指しています。

また、看護学専攻は、大学院保健学院では修士課程を有しており、修士(看護)の学位の外に助産学科目群、公衆衛生学科目群、高度実践科目群において助産師、保健師、がん看護専門看護師の資格を得ることができ、さらに後期博士課程では博士(看護)の学位を取得し、研究活動を継続することもできます。

卒業後の進路は、およそ7割の学生が北海道内外の大学病院、高度医療機関に就職し、3割の学生は本学の保健科学院や他大学の大学院、若干名は海外大学の修士課程に進学しています。

全国の看護系大学は2021年度に290大学となりましたが、そのうち国立大学は42校です。北海道大学における看護学教育は、1920年に看護法講習科として開始され、およそ100年の歴史と伝統を脈々と紡いで現在に至っています。

このような恵まれた環境で、目標に向かって熱くチャレンジする学生を、私たちは心から歓迎します。

看護学専攻主任 

佐藤 洋子